5月5日 第15回発表会を無事に 開催いたしました!
今年は、過去2回の発表会でお預けになっていた歌のステージも復活しました!
ミニミュージカル「チムチムチェリー」や学生服でのコーラス「手紙」に出演する生徒さん達は 着替えがあり忙しかったと思いますが、保護者の方々の協力もあり、滞り無く進行させることが出来ました✨
お客様からも大変好評でした!
ピアノのステージも、それぞれ「もっとこうしたかった、ああ出来た、、」等あると思いますが、事前リハーサル⇒当日リハーサル⇒と重ねるごとに良くなっていき、みな本番が一番良い出来だったと思います👏
また、今回は補講レッスンを必要とする生徒さんがおらず、本番までの準備を各自がしっかりしてくれたことも嬉しかったです。
そんな中今回感じたのは、みなそれぞれ良い演奏だったけれど、美しい響きでピアノを伸びやかに歌わせることが出来たかと言う点においては、自宅の所有楽器により、差を感じずにはいられなかったと言うことです。
生徒さんの中には、住宅事情等で どうしてもアコースティックピアノは置けないという方もいらっしゃいます。
しかしそれでも、本番前には必ず楽器店や公民館のピアノを借りて練習すると言う方が何名かいらっしゃいます。
そうした生徒さんは、たとえ小さなお子さんでも、フレーズの閉じ方がとても美しく、響きを最後まで追っていると言うのが伝わってきました。
ご本人の努力は勿論のこと、親御さんの協力あっての演奏だと思うと、聴きながら胸が熱くなりました。
ハンマーが 弦を打ち、 その振動が 響板に伝わり空間に広がると言うピアノの仕組み。
そして、その響きは 私達が全身の筋肉をコントロールして打鍵する瞬間に作らる。
毎日アコースティックピアノで練習している場合、自然にこの響きの作り方を習得することが出来ますが、そうで無い場合は残念ながら身につきません。
だからこそ、毎回のレッスンで生徒さんには「響きを聴くこと」「音色を作り出すこと」の重要性をしっかり伝えて行きたいと改めて思った今回の発表会でした。
そしてどの生徒さんにも、自分の心を音に乗せて表現する喜びを味わってほしいと思いました。
コメント