3月20日はどんより天気の中、御茶ノ水のサンオー トムホールにて ピティナ 指導者ライセンス 指導実技試験を受けてきました。
今回は無謀にも初、中、上級の全級を一日で一気に受験💦
2週間ほど前に課題曲が知らされ、それから試験当日までの日々、練習したり調べたり、、。
各級7〜8曲、全級合わせると約20曲!
やったことのある曲が大半でしたが、数曲は楽譜を購入するところから準備しました。
当日は、 試験会場で指定された1曲を、3名の審査員と他の受験生が居る前で、ピティナが用意して下さったモデル生徒さんにレッスンしました。
●初級(10分のレッスン)小2
メトードローズ/ヴェニスの謝肉祭
謝肉祭がどんなものかとかこの曲の成り立ちなどを説明し、Ⅰ、Ⅴ7の和音による表現の変化をやりました。
モデル生徒さんの反応も良く、なかなかうまく行ったかな?
●中級(12分のレッスン)小2
モーツァルト/ソナタKV.545第1楽章
洗濯機の終了のお知らせにも使われているかの有名な曲。
低学年の生徒さんにもわかりやすいように ソナタ形式の「提示部」「展開部」「再現部」云々の説明をしたり、
それぞれのフレーズをオーケストラの楽器に例えたり、、
ちょっと恥ずかしがり屋の生徒さんだったので、少し一方的なレッスンになってしまっなかな、、、。
●上級(15分)中2
バッハ/平均律クラヴィーア曲集第21番
初級、中級と良い感じでレッスン出来ていたところに(自分では思っていた🤗)最後の上級で、ほとんど勉強していない曲を指定されてしまいました!
大学時代にやったことがあった曲だったので、今回の課題曲の中で一番後回しにしてしまった平均律21番がよりによって〜😱
開き直るしか無い!と決め、
モデル生徒さんの演奏を聴いて、その場で思ったことを指摘し、テーマだけをピックアップして弾いてもらったり、2声ずつに分けて弾いてもらったり、、
何とも取り留めの無いレッスンになってしまいました、、😞
結果はいかに、、
一週間も経たずしてピティナから講評と結果が送られてきました。
何と一番駄目だと思っていた上級が一番の高得点でした😳
しかも「よく準備している」とか、「具体的な練習方法も提示し、工夫のあるレッスンだった」とか、、。
これは、学生時代に恩師から享受してもらった内容を咄嗟に取り入れた結果でしょうか。
局所的に指摘しすぎて良くなかったと思っていたところを逆に評価していただき、意外や意外😅
逆に自信のあった初級.中級については、
「曲の説明はこちら(審査員)は面白く聞かせてもらったが、小さな子にはそこまで必要無いのでは、、」と共通して書かれていました。
確かに、生徒さんからすると「うんちくはいいから早く弾かせてほしいわい!」と言う感じですよね😅
準備不足でどうなることかと思った指導実技試験でしたが、終わってみるとスリリングで楽しい経験になりました。
咄嗟の判断力が試されたり、時間配分の大切さに気付かされたり、、初対面の生徒さんにレッスンすることで学ぶことは、想像以上に沢山ありました。
残りの指導実技試験は、自分の生徒さんの動画レッスンを提出しようと考えていましたが、次回も実地試験を受けようかな?!
審査員の先生方、モデル生徒さん、貴重な経験をさせていただきありがとうございました🙇
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