ピティナ指導者ライセンス・指導実技中級

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5月に提出したピティナ指導者ライセンス・指導実技動画の審査結果が届きました。

これは普段の生徒さんとのレッスンを録画したものを、ピティナの3名の審査員に、
採点していただき、講評をいただくというものです。

結果の用紙には、今回受検した15名の先生方の中の最高点も載っていました。

「あれ?これってもしかして私の点数じゃない?」

前回の初級指導実技に引き続き、なんと今回もトップの成績で合格(修了)することができました!!

今回ご協力いただいた生徒さんは現在小学校6年生のKちゃん。
(提出のタイミングなど色々あり、録画したのは3月でKちゃんが5年生の時でした)

曲目はショパンのワルツOP.69ー1「別れ」

録画したのは数か月前のことなのでどんなレッスンだったかもはや覚えていません。

講評には

「先生のお手本を聴いた後の生徒さんの反応と変化が素晴らしいですね!」とか

「とても意欲的な生徒さんなので、もっと細かく追求しても付いてこられるのでは。」とか

「隣で指揮をする先生とそれに乗って演奏する生徒さん素敵です♪」

など、Kちゃんへのお褒めの言葉が沢山。

一方私に対しては

「先生の演奏は素敵なので、どのようにしたらそうした音を出せるのか、指先や手首の使い方などもっと具体的な説明があると良いです。」とか

「音の聴き方(ペダルのタイミング等)もっと踏み込んだ指導があっても良いのでは。」とか

「音の美しさを磨くことに重点を置いた指導をしていくと良いです。」

など、音に対しての指導が足りないことが指摘されていました。

15分の動画に収めないといけないので、細かく拘ったレッスンが出来なかったこともありますが、そのことを差し引いたとしても、確かに私には
「今はこれ位で良いか~」とか
「これ以上求めても難しいだろうな~」などと、
日頃から生徒さんに対して線を引いてしまうところがあります。

しかし、一回一回のレッスンの積み重ねが、
生徒さんの耳を育て 意識を高め センスを養っていくことに繋がるのですから、
やはりそこは勝手に線引をするべきではないと今回改めて思いました。

初対面の生徒さんへの指導試験もエキサイティングな経験ですが、普段の生徒さんへのレッスンをこうして客観的に見ていただくのも本当に勉強になります。

審査員が下さったコメントの中に
「生徒さんは先生をとても信頼されているようですね!」
というものがありました。

これは前回のRちゃんの指導実技の時にも頂いた言葉です。

いつものレッスンをご覧になった先生にこんな風に感じていただけるなんて、何より嬉しいことです。

これからも生徒さんとの時間をより一層大切にしていこうと思いました。

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