教員採用試験合格おめでとう!

以前、このブログでも紹介しました音楽学部声楽専攻に在籍のMさん。

埼玉県(地元)中学校音楽科教諭の採用試験に見事合格されました!!

大学に通いながら塾講師のアルバイトもし、4年生のこの1年間には、中学校と小学校の両方の教育実習にも行くと言う!

そのハードな生活を送りながらの受験、本当に大変だったことと思います。

埼玉県の採用試験は

1次が筆記

2次が

●実技演奏(バッハインヴェンション、唱歌の弾き歌い)

●模擬授業

●面接、集団討論

だそうです。

私の所では、実技演奏に向けてのレッスンをさせていただきました。

今年の唱歌は瀧廉太郎の「花」

声楽専攻のMさんなので、歌は心配ありませんでしたが、何せ伴奏を弾きながらですから、ピアノに苦労しました。

それでも、毎度アドバイスしたことはその場ですぐに書き込み、次のレッスンまでにしっかり実践すると言う真面目さでもって、試験前には立派に形にしました!

「とっても素敵なその歌声、自信持ってね」と送り出しましたが、

何と、試験では練習していたソプラノでは無く、アルトパートの弾き歌いが指定されたとのこと!

大学の先生にも「アルトが指定されることは無いでしょう。」と言われていたそうで、、

それでも、何とか対応出来たと言うのは、やはり実力がある証拠です。

合格発表は試験から数週間後の、ちょうどレッスン日の朝、、、

当日、レッスン室に入ってきた時のMさんは、いつもと変わらず(いつもクール)。

結果の合否はその表情からは伺い知れません。

と、ピアノの前に来たMさんが「今朝WEBサイトで発表されて、合格してました」と。

「え〜!本当に〜?!凄〜い!やった〜!!」

至って落ちついているMさんを横に、私1人興奮してしまいました。

教員志望離れが言われる昨今ですが、それでも 首都圏の音楽科教員採用試験の倍率はこの数年でみても3〜5倍とのこと。

M さんの大学でも10人程が受けて合格したのは2人程だったとか。

レッスンの入れ替わり時に小さな子に向けるMさんの優しい眼差しや、実習に行った時の話をする時の笑顔を見るにつけ

子供が好きなんだなぁ

良い先生になるだろうなと

想像が膨らみます。

Mさん、ずっと応援してるよ!!

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