
小学4年生のIちゃん。
保育園の頃から通ってくれていますが
彼女が凄くひょうきん者とわかったのは 1年くらい前から?去年の発表会が終わったあたりから、急に素を見せてくれるようになったように思います。
レッスンでは、たまに 生徒さんに本の一場面を音読してもらったりすることがあるのですが、そう言う時Iちゃんの上手なこと!
「 Iちゃん、アナウンサーみたいだね!」
と言うと、
「そうでございますか? では?ゴホンッ」
と咳払いの真似をしてから、益々抑揚をつけて気取った アナウンサーの真似をします。
とある レッスンで舞曲をやっていた時
「そこはバレリーナがピルエットし終えて 静かに踵を下ろすように」と言って、私が「アン.ドゥ.トゥロア」とターンして見せると
(おばさんがヨロヨロ ドターンとやっても余計 イメージ混乱するだけ😂)
Iちゃんも、「アン.ドゥ.トゥロア!」とすぐに真似をしました。
Iちゃん余程それが気に入ったらしく、その時から1ヶ月くらいは、毎週レッスンに来ると 「アン.ドゥ.トロア」とやってました😅
先日は
「今度のクリスマス会で何弾く〜?」と聞くとか
「え? クリスマス会?やったー!楽しみ!」とくるくる回り始めました。
(Iちゃんはグループレッスンもいつも楽しみにしてくれています。いざ人前になると別人みたいに静かになるんですけどね)
今回は Iちゃんには自分で弾きたい曲を探してもらうことにしました。
(その後の進捗は、、こうご期待)
それに、作曲家の伝記をペラペラめくりながら話をしたりする時も
「へ〜そうなんだ〜!」
「知らなかった〜!」
と目を輝かせながら食い入るように聞いてくれます。
そんな時は、
「私は今、西洋音楽の奥深く 広い 世界を(なんて言ったら 大げさですが!)小学生の女の子に伝えることが出来ているんだ!共有することが出来ているんだ!」
と心の底から喜びを感じます。
この先の人生で
「あ、これレッスンでやった!」とか「この人知ってる!」とか、
ちょっとしたきっかけで 生徒さんたちの興味や世界が広がるきっかけになれば、ピアノ教師冥利に尽きます。



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