作曲家の物語シリーズ 松戸ピアノ教室

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Stay Homeで家で過ごす時間が多い今、普段より子供達との読書タイムが増えています。

今、はまっているのが ひのまどか著「作曲家の物語シリーズ」。(小学校高学年〜)

これは、ヴァイオリニストでもある著者が、西洋音楽史に名を残す作曲家について、膨大な文献と現地取材を基に書き上げた伝記物語です。

十数年前に、生徒さん達に読んでもらえたらと購入したこの伝記シリーズ。

現地に赴いて作曲家の足跡を一つ一つ訪ね歩いた著者にしか書けない実に感動に満ちた17人の伝記物語。(現在、ブラームスが行方不明😢)

1人1人の人生が印象的に描かれていて、当時も読み始めると止まらなくなってしまったものでした。

(注)かなり美化されてる?と思うところもあったりしますが?🙄

例えばシューベルトなどは、他のシューベルト研究者によれば、背は低く小太りで、歯には歯垢がたまり体臭もひどく云々、、、、とのこと😑

ですが

ひのまどかさんは、そのような負の部分には触れず、ただただ作曲に身を捧げ、不器用ながらも(不器用が故に)友人達に愛された短くも美しい人生として描いています✨

子供向けでもある伝記なので当然と言えば当然ですね😅

 

色々言ってしまいましたが💦

 

この伝記シリーズの特に面白いのは、最後の「そして今」のコーナー。

著者が作曲家のゆかりの地を訪ね、母校や子孫などを取材するコーナーです。

そのコーナーでは、その地で語り継がれている、偉大な作曲家の少年時代の心温まるエピソード、或いは父親や祖父としての優しい横顔などに触れることが出来るのです。

 

 

我が子達がまだ小さい頃、「いつかこの伝記シリーズを一緒に読めるようになったらいいなぁ。」と思っていたのが、気がつけばそのいつかに!

私が夜寝る前に読んで聞かせ途中で終わらせると、翌日にはその続きから最後まで読んでしまう娘。

やはり、読み始めると止まらないようです😅

 

このシリーズ残念なのが、ひのまどかさんご自身がヴァイオリニストなので、対象は管弦楽器の為の曲を多く書いた作曲家に絞っているようで、ピアノの詩人「ショパン」について書かれていないこと😭

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