今週は2日連続で船橋の伊藤楽器に出向き、講座を受けてきました。
1日目は根津栄子先生の「7つのキーワード」についての講座。
根津先生が45年の指導人生の中でこれだけは外せないと感じた7つのポイントを、実演を混じえお話して下さいました。
我が子2人の恩師でもある根津先生。
15年以上前、出産間も無い私は(産後2ヶ月で仕事復帰。)東邦音楽大学で開かれたセミナーを受講しました。確か 3名の先生方続けてのセミナーで、その中のお一人が根津先生でした。
講座の内容もさることながら、その時 私は フワッとした中にも強さがあるような根津 先生のその雰囲気にとても惹かれました。
そして娘が5歳になる頃(それまでは 私が家で教えていた)そろそろ外の先生のレッスンをと考え、根津先生の門を叩いたのてわした。
以来私の仕事が休みの水曜は、バスと電車を乗り継いで(当時は免許持ってなかった!)片道1時間半近くかけて根津先生のレッスンを受けに行く日となりました。
先生が所有するサロンホールでの勉強会(おさらい会)は、他の門下生の演奏を聴くことが出来たり、お母さん達とお喋りしたり、とても素敵な時間でした。
夏と冬はコンペシーズン。
私の仕事が終わって、夕飯お風呂と済んでから我が子達との練習タイムが始まるので、毎晩10時過ぎてしまい、もうクタクタです(子供達にとっても良くない生活とわかっていながら、どうしてもこの時間になってしまうのが辛かったです)
夏休みはコンペ が終わってから やっとスタート、冬休みも年明け間もなくコンクールと、言うのが2人が小学生だった 何年かの定番でした。
コンクールを受けず、他の色々な経験をもっと沢山させてあげるという選択肢もあるのに果たしてこれで良いのか、、と悩んだこともありました。
しかし今振り返ると、親子で練習を重ね本番の緊張や喜び悔しさを一緒に経験したあの日々は、私にとっては何ものにも代え難い宝物になったと思うのです。
中高生になった子供達から「練習はまぁきつかったけど、コンクール凄い楽しかったよね」と言う言葉を聞いた時は、「あれはあれで良かったんだ」とじわっと喜び湧いてきました。
と、セミナーのことを書くつもりが、我が家のことばかり書いてしまいました
素晴らしい環境と機会を与えて下さった根津先生に心から感謝しています。
これからも、指導におけるぶれない信念を持ち続ける先生の姿勢を見習っていきたいです。




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