中学2年生のSちゃんのレッスンで、モーツァルトきらきら星変奏曲
をやりました。
この曲は
『ああ、お母さん聞いて!』
と言う、恋する娘の気持ちを歌った当時の流行歌を主題にして、モーツァルトが12の変奏にしたもの。
この時モーツァルト自身も、父レオポルトに反対されながらも、後に妻となるコンスタンツェとの恋愛の真っ最中だったと言うことで、きっとこの曲も彼女のことを思いながら書いたに違いありません。
モーツァルトを弾く際に大切なのは、何と言っても
打鍵のテクニック
決して重たく厚い音になってはいけません。
私 :「モーツァルトは天才だけど、その反面ダジャレ好きで遊び心いっぱいの人だったんだって。」
と、ウィーンのモーツァルトハウスで購入した本をSちゃんに見せました。
モーツァルトが母親について送った手紙に書いてある文
”親愛なる母上、ありったけの愛を込めて僕のオナラを100万発贈ります”
モーツァルトが趣味の射的の的として、絵師に描かせたかなりお下品な絵(最後に掲載)を見て
Sちゃん:「、、、😶」
私 :「モーツァルトって、オペラの制作とかでわかなり稼いでたらしいど、博打中毒だったからビリヤードの試合やパーティーですぐに使っちゃって借金ばかりだったんだって。」
Sちゃん:「へぇ~そうなんですか💦」
と、どんどんモーツァルトのイメージがダウン😑
こんな話をした後に
「品のある音で軽やかに弾いてね」
なんて言われても、、、ですよね😅
私 :「この私生活と生み出す曲のギャップこそが、モーツァルトの魅力なんだよ~」
と😂
さあ、今日のお話でSちゃんの「きらきら星」どんな風に変わるかな?!✨
モーツァルトハウスにある射的の的💦
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