4月13日のことになりますが、ピティナ流山おおたかの森ステーション代表の高野純香先生のレッスン見学に参加してきました。
年中さん2名、小2、小4、計4名のコンペ課題曲でのレッスンでした。
高野先生は ツッコミ(指摘)も褒めるのもハキハキとテンポが良く、頭の回転が速い方なのだなあと終始感心しきり。
こんなレッスンだったら 、生徒さんも ポワンとは してられないなと思いました。
先生の教室では受け答えも、どんな小さな生徒さんでもきちんと出来るようにさせるとのこと。
つたない言葉であっても、自分の考えを伝えることが出来る子は伸びると。
これまで私は、その場でパッと反応するのが苦手な生徒のことは、本人の性格もあるし段々話せるようになればなあくらいに考えていましたが、少し意識を変えて 諦めず働きかけていきたいと思いました。
諦めてはいけないことのもう一つ、それは まだ小さな手の生徒のタッチと音について。
年中の小さな身体の男の子。
手も小さくて音も弱かったのが、立って弾かせたり重心移動させたり、高野先生の身体を張っての指導によって、よく響く 気持ちの良い音に変わりました✨
ここまでするから、小さな子でも音って出るようになるんだなと!
これまで私の根底には若い頃に読んだ 仏のピアノ 教育者ピュイグ・ロジェの著書の中に書いてあった「小さな子供には無理やり 音を出させてはいけない」と言う言葉があったので、音の弱い生徒をもっとよく響くようにさせるにはどうしたら良いのかと悩みながらも、そこまで追求することなく来てしまいました。
高野先生は、ロシアン奏法と言う 導入期に徹底的にタッチを作りよく響く音を習得させるロシアピアニズムの伝統的な指導法を取り入れているとのこと。
近々 そのセミナーを開催して下さるとのことで今から楽しみです。
まだまだ 書ききれないことが沢山の 実に気づきと学びの多いレッスン見学でした。
百聞一見にしかず!
もっと早くから、このレッスン見学で優秀な先生方のレッスンで勉強するべきでした😖
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